ウタマロ石けんができるまでウタマロ石けんができるまで

How to make Utamaro SoapHow to make Utamaro Soap

ウタマロ石けんができるまでウタマロ石けんができるまで

株式会社東邦

中和中和

Step1Step1

中和中和

油(脂肪酸)と水酸化ナトリウムを混ぜ合わせて中和させ、「脂肪酸ナトリウム」を作ります。これが石けん素地です。この石けん素地を反応釜と呼ばれる⼤きな釜に貯め、熱をかけてじっくりと丁寧にかくはん機でかき混ぜ、中身を均一にします。石けん素地から目を離さず、状態をしっかりと見極めながら仕上げることで、汚れ落ちが良く、品質の高い石けんが作られます。

真空乾燥真空乾燥
Step2Step2

真空乾燥真空乾燥

真空状態にした筒状の機械の中に、反応釜で作られた高温の石けん素地を吹きつけ、急速に冷やして中身の水分を一気に蒸発させます。この時に大切なのが、水分を蒸発させる度合い。季節や気温・湿度などによって変化するので、その日の状況に合わせて細かな条件を変更し、水分量を見極めます。ウタマロ石けんはやわらかく汚れになじみやすいので、この水分調整が非常に大切です。

着色と香り付け着色と香り付け

Step3Step3

着色と香り付け着色と香り付け

乾燥させた石けんに、色素や香料などを混ぜていきます。この時、投入量が1gでも違うと色が変わってきてしまうので、わずかな誤差も許されません。混ぜていく時は、ムラができてしまわないように、ゆっくり丁寧にミキサーに投入していきます。

押し出し押し出し

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Step4Step4

押し出し押し出し

色と香りがついた後、2段押し出し機のスクリューによって石けんは回転しながら押し出されて、練り合わされていきます。そして、均一で綺麗な長い棒状の石けんとなって出てきます。

島田博忠(製造部)Point 01

Point 01

ウタマロ石けんの品質は、まるで生き物のように毎日の天候や気温・湿度によって左右されます。常に安定した品質を保つためには、釜で調合する際の温度や水分管理がとても重要です。その他にも、においや感触といった人の感覚を研ぎ澄ましながら石けん素地の状態を見極める力も必要不可欠。私たちは熟練の技術や知識を深め、様々な専門性をマスターし、よりよいモノ作りを追求しています。

島田博志(製造部)

型打ち型打ち

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Step5Step5

型打ち型打ち

棒状に押し出された石けんを規定サイズに切断後、ウタマロ石けん専用の型を使って型打ちを行います。まだ少し温かい石けんを-5℃でプレスすることで「ウタマロ」のロゴがきれいに刻印されます。

包装包装

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Step6Step6

包装包装

パッケージのフィルムでウタマロ石けんを、袋状に包み熱をかけてウタマロ石けんの形状にぴったりとフィルムを収縮させます。最後は、きれいに包装されているか一つひとつを目視で確認し、ウタマロ石けんが完成します。

箱詰め箱詰め

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Step7Step7

箱詰め箱詰め

出来立てのウタマロ石けんは少し温かくやわらかいので、傷がつかないように大きな吸引機で吸い上げられ、全て自動で丁寧に箱に詰められ出荷されます。

有川賢樹(製造部)Point 02

Point 02

ウタマロ石けんは様々な工程を経て作られており、これらの生産ラインは完全オリジナルです。だからこそ、東邦でしか経験できない石けん作りの醍醐味を味わえると言えます。私たちは、お客様に日々高い品質の商品を届けられるよう、細かい部分にも気を配り、常に安定したモノ作りを意識して仕事に取り組んでいます。

有川賢樹(製造部)